コミュ・ラボ

プロジェクトをしる

PROJECT

宮城県石巻市・女川町のコミュニティ事例を学ぶ、
「コミュニティデザイン スタディ・ツアー in 東北」。
参加学生たちの体験ボイスをお届けします。

地域のために、自分は何ができるか。
刺激とエネルギーをもらえた3日間。

山崎 友梨(社会学科/現代社会学コース・4回生)

昨年、ゼミ合宿で訪れた東北。もう一度、訪れたいという思いもあり、参加を希望しました。もちろん、一番の目的は、地域政策の具体的な取り組みを見ること。私は、京都の空き家問題に取り組むプロジェクトにも参加しており、震災後、新しいまちづくりが進むこの地では、どのようにして起業や新しい活動がスタートしたのかを学びたかったからです。特に、印象深かったのは、高校生が企画するカフェ、石巻「 」(かぎかっこ)と南三陸せっけん工房。地域の産物を生かしたユニークな事業もそうですが、地域を元気にしたいという思いを具体的にカタチにしている点がとても勉強になりました。話を聞いているうちに、私も社会や地域に対して何ができるのだろうと改めて考えさせられました。このツアーで見たり、聞いたり、触れたりしたことを、ぜひ京都の空き家問題にも生かしていきたいです。学生時代は時間があるので、興味のあるコト、モノに対して、メディアで知るだけでなく、実際に足を運び、触れ、感じる機会をどんどん増やしていければと思います。

赤澤先生のコメント

震災から5年半。課題先進地・
東北で、課題に挑む力を学ぶ旅。

大震災から5年半。今回訪れた石巻市、女川町では、今なお、四千人の方々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。
若い世代が地元から流出し、人口減少や少子高齢化に拍車がかかるとともに、コミュニティの崩壊、地域経済の衰退など、様々な課題が浮き彫りになりました。これはある意味、今後日本各地で直面する課題を先取りしたとも言えます。今回のスタディツアーでは、こうした「課題先進地」において、この難局を乗り切るために立ち上がる人々を訪ねました。ボランティアとして被災地に駆け付け、泥かきや避難所支援の活動を終えた後も継続して復興・まちづくりに関わる決意をした若者たち、大切な人を失いながらも、ふるさとの復興に向けて、人と人をつなぐ場づくりや、日々の暮らしを支える小さなビジネスに挑む地元の人たち。学生たちには、こうした人々の姿から、ひとやまちを元気にする術を学び取ってもらいたい。そして、大学のある京都、あるいは自分の暮らす地域で、この学びを生かして活躍してくれることを期待しています。

震災と復興。まちに刻まれた
たくさんの人の思いを伝えていきたい。

古川 貴美(社会学科/社会福祉学コース・4回生)

東日本大震災から5年経った今。私を含め、当事者でない人にとって被災地はますます遠い存在になっている気がします。大学の授業やメディアで知る機会はありますが、なかなか実感しづらいもの。ぜひ、自分の目で確かめたいと思い、今回の参加を決めました。実際にまちを歩き、目にしたのは生々しいほどの震災の傷跡と復興の証し。津波にあった家屋や海外の支援者が記した絵などに触れるうちに、ここで本当に震災があったのだということを改めて実感しました。また、怖いと思う一方で、それを後世へ伝えようとする人がいることの重要さも感じました。震災でどのような被害があり、復興し、その中で何を学び、今後私たちはどうすべきなのか、伝えてくれる人がいるからこそ私たちは考えることができます。現地でさまざまなアクションを起す方々の思いや動き方は、とても刺激になりました。私もここで学んだことを、周りの人々に伝えていかなくてはなりませんし、この貴重な経験を、何かしらのカタチで社会福祉の分野にもつなげていきたいです。

中野先生のコメント

地域の現場に触れ、自分は何ができるか。
主体的に学び、考え、行動する力を磨いてほしい。

NPOの方や起業家、また地域住民の方など、さまざまな人との触れ合いを通じて、被災地の暮らしの実際を知ることができました。震災により断ち切られたり、カタチを変えて受け継がれたり、また新たに生み出されたりしたモノやコトの数々。学生たちは、継続することや新しく始めることの大切さや困難さを十分に感じたことと思います。また、被災地のために、自分たちの暮らす地域のために、自分自身は何ができるのかという問いを持ったはずです。「何か必要なことがわかったとしても、それを具体的に始めるのは誰もができることではない。地域が求めていることに気づき、自分で事業を始めたというのは、本当にすごい」という学生の声も耳にし、彼らにとって良い刺激にも経験にもなったことでしょう。今後も、地域に暮す人々の思いに触れ、大学生の自分にもできることを考え、実際に取り組んでいってもらえればと思います。

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